さぁ楽しい理科の時間です(;^_^A ヒドロキシ基を別に持つカルボン酸をヒドロキシ酸と言います。AHAやBHAはヒドロキシ酸を更に細かく分類したものだと思って下さい。
AHAとは、α-ヒドロキシ酸(アルファヒドロキシ酸)の略で、フルーツに広く見られることからフルーツ酸や果実酸とも呼ばれています。国内のケミカルピーリングで最もよく使われるのはAHAです。特にエステでのケミカルピーリングでは殆どAHAしか使われません。
AHAは肌の細胞間の結合を緩める作用があり、その作用が皮膚の剥離を促進します。AHAでのピーリングは主に、角質層から表皮層の浅い層(エステでは角質層までのとても浅い層)までのピーリングに用います。コラーゲンなどの生成を促進する作用もあります。
AHAの中でも―分子構造が単純で浸透力に優れることなどから―グリコール酸が最もよく使用されます。その他にもAHAには乳酸やクエン酸、リンゴ酸、酒石酸などがあります。
低濃度のAHAは浅いピーリングに有効で刺激も少なめです。
BHAとは、β-ヒドロキシ酸(ベータヒドロキシ酸)の略です。BHAにはサリチル酸などがあります。サリチル酸以外はあまり使われません。サリチル酸は、脂溶性で皮脂に馴染みやすく毛穴の汚れを溶かしながら浸透していきます。AHAより若干深いピーリングに用いることが多いです。
AHAは高濃度(50%以上)になるとオーバーピール(予想以上に深くピーリングしてしまう事)をしてしまい易くなりますが、サリチル酸は溶剤にアルコールを使用しているため揮発すれば反応がストップし、オーバーピールの危険性はサリチル酸の方が少ないです。表皮基底層(あるいはそれより深く)までをピーリングする場合は、サリチル酸を用いたピーリングの方が高濃度AHAを用いたピーリングより安全です。
またサリチル酸には鎮痛作用があり施術後の不快感が少ないのも特徴です。
しかし、サリチル酸でのピーリングは治癒期間が長い上、炎症後色素沈着や紅斑、びらんなどのリスクが高いという大きな問題があります。エタノールを溶剤に用いているため刺激が強いです。
例外として、サリチル酸をポリエチレングリコールに吸着させたサリチル酸マクロゴールというのがあります。サリチル酸マクロゴールは角質層より深いところには作用せず、皮膚障害を起こさずピーリングが可能です。
α-ヒドロキシ酸とβ-ヒドロキシ酸の他にもγ-ヒドロキシ酸やδ-ヒドロキシ酸、ε-ヒドロキシ酸などもあります。ピーリングに使うのはα-ヒドロキシ酸とβ-ヒドロキシ酸だけですが…
αとかβとかいうのは炭素原子に付けられたもので、カルボキシ基の隣から順に付けられています。α-ヒドロキシ酸のα-と言うのはα炭素原子にヒドロキシ基(-OH)が付ぃてますょーってことです。理科ってたのしいなぁーヾ(;´▽`A``
頭痛が…