まずはセルフカットの基本「前髪カット」を覚えましょう。セルフカットに慣れるまでは本格的なカットには手を出さず、伸びた前髪の調整で基本を身に付けて下さい。
思い通りの髪型に切るためにはいきなり髪を切る事は決してせず、どこをどう切るか頭の中でしっかりプランを立てる事が大切です。たとえ前髪の調整だけでも、いきなり切るのは失敗の元です。「眉毛の上まで切ろう」とか「指の太さぐらいの長さ切ろう」などと具体的な目安を決めておくと切り易くなります。
前髪は上向きに生えていますので、実際に切ると髪が立って思っていたよりも短くなってしまう事があります。自分の髪の質や癖を考慮してプランを立てましょう。初めの方は無理をせずほんの少しだけ切る様にしましょう。
普段から、鏡を見る度に「今度はあそこをこう切ろう」と考える癖を付けておくと、いざ切るとなった時にイメージが湧き易くなります。
髪は乾いた状態にしておきます。髪が濡れた状態で切ると乾いたときに縮んで思ったより短くなってしまいます。慣れてくるまでは濡れた状態で切るのは止めておきましょう。特に前髪はほんの少しの差でイメージがガラリと変わるので気を付けて下さい。
また、ワックスやジェルなどの整髪料は落としておいて下さい。ただ、少し調整する程度の時にはセットしておいた方がイメージが掴み易い場合もあります。
落ち着いて切るために、ハサミなど必要な道具は切る前に準備しておいて下さい。
では実際にカットしてみましょう。今回すきバサミは使いません。普通のハサミを使います。
前髪以外の邪魔な髪はダッカール(髪留め)などで留めておいた方が作業がしやすくなります。
前髪を今よりもかなり短くする場合は、目標のより長めに残してバッサリ切ってしまいましょう。髪を指で平行に挟み横にハサミを入れて切ります。この時、指に力が入って強く引っ張ってしまいがちです。結果短く切ってしまうことになるので、そうならないようにできるだけ優しく挟むようにして下さい。
ここから本格的なカットに入っていきます。
まず、髪を指で挟める程度の量だけ取って上に持ち上げて引っ張り、指で挟みます。そして、ハサミを縦に入れて切ります。失敗しないよう何回も髪を下ろし鏡で長さをチェックしながら切って下さい。
髪を上に引っ張りながら切る事で、髪に段が付いて軽く自然に仕上がります。持ち上げる角度を変える事で髪の軽さを変える事が出来ます。より高く地面・頭皮に対して垂直に近づけて持ち上げる事で段が強く付き、仕上がりが軽くなります。
ハサミを縦に入れるのは長さがばらつき毛先が自然になるためです。
下を向きながら切ると短く切ってしまいがちです。気を付けましょう。
前髪ばかり見ずに髪全体を見ながら切るようにして下さい。